5月9日　環境省より

 

1. 環境省では、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上等を目的として、毎年、環境測定分析統一精度管理調査を実施しています。
2. 参加機関の募集を令和７年５月９日から令和７年６月10日まで行います。
3. 参加を希望される機関は、環境省ホームページの環境測定分析統一精度管理調査案内ページから手続きを行ってください。

 

1．調査の概要

今年度の調査は、以下の項目を調査対象として実施します。

1）基本精度管理調査の調査項目

　・【模擬排水試料(一般項目等)】COD、BOD、TOC

　・【模擬排ガス吸収液試料(塩化水素等)】塩化水素、ふっ素化合物

　・【ばいじん試料(金属元素等)】六価クロム、鉛、セレン、全クロム

 

2．参加申込方法等

参加を希望される分析機関は、下記ページに掲載している申込要領に基づいて、申込期限までに手続きを行ってください。

＜申込期限＞　令和７年６月10日（火）

＜申込方法＞　下記ページより申込要領を御確認の上、お申込みください。

　　　　　　　https://www.jesc.or.jp/activity/tabid/561/Default.aspx

 

3．申込みに関する問合せ先

一般財団法人日本環境衛生センター　環境科学部　担当：梶、佐藤、堀内

 TEL： 044-287-0766　E-mail：seidokanri0@jesc.or.jp

 

4．（参考）環境測定分析統一精度管理調査の背景

日本では大気汚染防止法や水質汚濁防止法などに基づき、排出規制や環境保全のため様々な施策が行われています。その基盤となるのが環境測定分析であり、技術者の技能や経験が分析精度に大きく影響します。精度が確保されないと、法制度の実効性や環境行政への信頼が損なわれ、誤ったデータにより環境破壊や多大な損失を招く恐れがあります。
そこで環境省は、毎年約500機関が参加する「環境測定分析統一精度管理に関する調査」を実施し、分析の精度向上と信頼性確保に努めています。調査結果は公表され、技術的な課題は説明会などでフィードバックされるほか、精度向上に役立つ情報も環境省のホームページで提供されています。

 

 

【お問合せ・詳細情報】

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